昨晩の海外

 昨晩の海外市場はECB理事会での結果や米下院で予算が受け入れられたことやFRB議長候補から、イエレンFRB議長が外れたとの一部報道を受け手、ドル買いが優勢となった。  ユーロドルは、ECB理事会で、来年から資産買い入れ規模を月額300億ユーロに減額するとしたが、ドラギECB総裁が会見で、「十分な量的緩和は依然必要」と発言したことで、緩和解除が緩やかになるとの思惑から1.1641まで下げ幅を拡大。ポンドドルも1.3147まで値を下げた。またドル円は、114.04からクロス円の売りに押されたが、再度114.08まで上値を拡大した。  クロス円では、ユーロ円が134.49から132.66まで下落、ポンド円が149.78まで値を下げ、オージー円は、デベルRBA総裁補佐が「インフレ率が高めに推計されており、算出基準の見直しによって低下する可能性がある」と発言したことで87.25まで下落、NZD円は77.85、カナダ円は88.53まで売りに押された。