昨晩の海外

 金曜日の海外市場は、米予算決議案の上院可決を受けて、減税策に対する期待感からNY株が高値を更新、ドルが堅調な推移となった。ただ、次期FRB議長人事をめぐる憶測が上値を押さえた。
 ドル円は113.47から113.06まで売りに押された後、113.57まで高値を更新、ユーロドルが1.1763まで値を下げた一方、対ユーロでの買いが支え、ポンドドルは、1.3201まで強含んだ。ユーロポンドが0.8924まで売りに押された。
 クロス円は、総じてリスク回避の展開。ユーロ円が133.96から133.50に下落、ポンド円は149.83まで買いが優勢となり、オージー円は88.98から88.60まで値を下げ、NZD円は政局に対する不透明感から79.24から78.93、カナダ円が弱い小売売上高をうけて90.76から89.78まで売りに押された。