昨晩の海外

 
 昨晩の海外市場は、米9月鉱工業生産や設備稼働率は予想通りだったが、9月輸入物価指数や10月NAHB住宅市場指数が予想を上回ったことで、一時ドル買いが優勢となるも、総じて手がかり難からドルは上げ渋った。
 ユーロドルは、独・ユーロ圏10月ZEW景気期待指数が下振れたことで1.1736まで下落したが、その後1.1775まで反発、ポンドドルは、良好な英9月消費者物価指数の期待感から1.3287まで上昇後、テンレイロMPCE委員やカーニーBOE総裁が、インフレ上昇のピークを示唆したことで1.3155まで値を下げた。またドル円は、一時112.48まで上昇も、動意に薄い状況が続き112.13まで売りに押された。
 クロス円では、ユーロ円が131.85から132.18で上下、ポンド円は149.06から147.78まで下落、オージー円は88.15から87.80まで一時売りに押され、NZD円は80.63からフォンテラの乳製品価格の低下を受けて80.28まで下落、カナダ円も89.70から89.20まで売りに押された。