昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米10月NY連銀製造業景況指数が、2014年9月以来の高水準となったが反応は薄かった。ただ、「米朝外交筋が話し合いへ」との報道が流れたことやトランプ大統領が、年内の税制改革の意志を改めて示したことで、米長期金利が上昇、NYダウの150ドル超えの反発などもありドルの買い戻しにつながった。
 ドル円は111.65の安値から112.29まで反発、ユーロドルは、オーストリアの選挙結果に対する懸念で1.1819から1.1786まで売りに押され、ポンドドルも関係者筋の話として「EU側の譲歩がなければ、離脱交渉は破綻する」との報道などから1.3225まで値を下げた。
 クロス円では、ユーロ円は131.67から132.38まで反発、ポンド円は148.76から148.16で上下、オージー円は87.77まで売りに押され、NZD円は80.48から80.03で推移、カナダ円は89.00まで一時売りに押された。