昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米長期金利の低下を受けてドルが軟調な展開も、IMFが世界景気見通しを引き上げたことなどから株価が堅調な推移となったこと、FOMC議事録の発表などを控えて、更にドル売りが拡大するには至らなかった。

 ドル円は111.99まで下落後112.45まで反発、ユーロドルは、スペイン・カタルーニャ自治州のプチデモン州首相が、政府と対話を求めるために、独立の宣言を延期したことで1.1826まで一時上昇、ポンドドルも一時1.3226まで買いが優勢となったが、その後売りに押された。

 クロス円では、ユーロ円が132.25の安値から132.86、ポンド円が147.74から148.52、オージー円が87.25から87.50、NZD円が79.26から79.52まで反発、カナダ円はカナダ住宅指標の結果を受けて89.99から89.63まで一時値を下げた。