トルコリラ急落

 4日に、エルドアン大統領と敵対する在米イスラム指導者ギュレン師の支持者と接触したとして、在イスタンブール米総領事館の現地職員を逮捕した。これに対し在トルコ米大使館は5日の声明で「米政府は現地職員の逮捕に深く困惑している」と反発。「私たちの職員に対する根拠のない疑惑は長年にわたる両国関係を損なう」と指摘。 
 在トルコ米大使館は8日、米国での一時滞在に必要な非移民ビザの発給業務を中断すると発表。これに対し、トルコ側も米市民へのトルコ滞在用ビザの発給停止を発表した。