昨晩の海外

 昨晩の海外市場が、東京・ロンドンのドル売りも、好調な米経済指標を受けてドルは底堅く推移した。米9月ADP全国雇用者は、予想の範囲に留まったが、9月ISM非製造業景況指数が、2005年8月以来の高水準となりドルの買い戻しを誘った。またイエレンFRB議長は、金融政策や経済見通しについて言及しなかった。
 ドル円は112.32を底値に112.94まで反発、ユーロドルは1.1788から1.1746まで売りに押され、ポンドドルもS&Pが、「英経済に早期利上げが必要かどうかはやや疑わしい」と発表したことで1.3291から1.3246まで値を下げた。
 クロス円では、ユーロ円は132.25から132.84、ポンド円は149.04から149.91まで反発、オージー円が88.33から88.70、NZD円が80.65から88.85で推移、カナダ円は、90.14から90.46まで値を上げた。