昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、朝鮮半島リスクを受けた円買いが優勢となった。米8月シカゴ連銀全米活動指数は予想より弱く、9月ダラス連銀製造業活動指数は強かったが、相場は反応できず、ドラギECB総裁やダドリーNY連銀総裁の発言も新味に欠けたが、李容浩・北朝鮮外相が、「週末のトランプ発言は明らかに宣戦布告だ」、「米国が宣戦布告したことで、北朝鮮はいつでも対抗策を打てる」と発言したことで、急速にリスク回避の展開を強めた。  ドル円が111.48まで下落、ユーロドルが1.1832まで下落、ポンドドルは1.3433まで値を下げた。  クロス円では、ユーロ円が131.92、ポンド円が149.76、オージー円が88.37、NZD円が80.92まで下落した。