東京午前

 東京午前の動向は、早朝に北朝鮮がミサイル発射を行ったことで、一時リスクオフの円が強まったが、ミサイルが北海道東北方面の海上に着弾したこと、5-10日要因などもあり、その後は巻き戻しが優勢となった。
 ドル円は109.56まで下落が、110.25まで反発、ユーロドルは、1.1924から1.1901の小動きに留まった。
 一方クロス円では、ユーロ円が130.62の安値から131.30、ポンド円が146.64から147.62、オージー円は87.68から88.14まで買い戻された。またカナダ円は、ウィルキンス・カナダ銀行副総裁が、「現在のインフレ率は目標の下端に位置するものの、その状況は一時的」と発言したことで、90.67まで一時買いが優勢となった。