昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、ドル買いが優勢となった。米8月生産者物価指数が予想を下回ったが、影響は限定された。ライアン米下院議長が、9月25日以降に、税制改革草案を公表すると発言したことで、米長期金利が上昇、ドルを支えた。  ドル円は110.69まで上昇、ユーロドルが1.1873、ポンドドルは、英賃金が伸び悩んだことで1.3185まで売りに押された。  クロス円では、ユーロ円が131.26、ポンド円が145.67、オージー円が88.09、NZD円が79.87まで値を下げたが、カナダ円は、原油の反発を受けて90.82まで買いが優勢となった。