昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、ドルの巻き戻しが優勢となった。国連の北朝鮮制裁案の内容が、米国の提案で弱められたこと、大型ハリケーン・イルマの被害規模が懸念されたほどではないとの見方が強まったことで、NYダウが250ドル超えの上昇となり、リスク回避の巻き戻しの展開が続いた。
 ドル円は109.51まで上昇、ユーロドルは、クーレECB理事のハト派発言を受けて1.1958まで下落、ポンドドルは1.3223の高値から1.3167まで売りに押された。
 クロス円では、ユーロ円が130.91、ポンド円が144.18、オージー円が87.90、NZD円が79.39、カナダ円が90.37まで上昇した。