昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、一時のドル売りも巻き戻しが優勢。米7月卸売売上高が予想を下回ったが影響は限定された。ダドリーNY連銀総裁は、「次の利上げのタイミングを判断するのは早すぎる」、「ハリケーンの影響で第3四半期の成長率は下がるだろう」とハト派的意見を述べたが影響は見えなかった。  ユーロドルは1.2092の高値から1.2018まで売りに押され、ポンドドルは、英指標が強弱入り混じったが、対ユーロでのポンド買いから1.3224まで値を上げ、ユーロポンドは0.9114まで値を下げた。またドル円は、北朝鮮が9日の建国記念日に合わせて、一段の挑発行動に踏み切るとの懸念で107.32まで下落後、108.08まで反発した。  クロス円では、ユーロ円が129.47まで下落、ポンド円は142.55まで上昇、オージー円が86.67、NZD円が78.21、カナダ円が86.57まで値を下げた。