昨晩の海外市場

 昨晩の海外市場は、北朝鮮のミサイル発射を受けたリスク回避の動きやドル売りの流れに、巻き戻しが優勢となった。良好を維持した米6月S&P/ケースシラー住宅価格指数や8月消費者信頼感指数などもドルの買い戻しを誘った。
 ドル円は、108.27の安値から109.90まで反発、ユーロドルは。2015年1月以来の高値となる1.2070まで上昇後、1.1996まで売りに押され、ポンドドルも1.2979を高値に、ユンケル欧州委員長が、英国が示したEU離脱交渉に関する方針文書に難色を示したとの報道などから1.2915まで売りに押された。 
 一方クロス円では、ユーロ円が131.62、ポンド円が142.00、オージー円が87.39、NZD円が79.60まで買いが優勢となったが、カナダ円は、さえない原油価格に86.72まで下落後87.73まで反発した。