昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、主だった材料がない中、ドル売りが優勢となった。ハリケーン・ハービーによる米国経済への懸念、ティラーソン米国務長官の辞任の噂、トランプ米大統領が選挙中にモスクワにトランプタワー建設計画との報道などが相場を圧迫した。
 ドル円は、109.41から109.05で揉み合い、ユーロドルは1.1984まで上昇、ポンドドルは、1.2943まで反発した。
 一方クロス円は、ドル円が揉み合いの中、欧州通貨買いに堅調な展開。ユーロ円が130.97、ポンド円が141.42、オージー円が87.12、NZD円が79.35まで上昇、カナダ円は、87.86から軟調な原油を受けて87.27まで売りに押された。