昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、弱い米新築住宅販売件数、トランプ大統領が「メキシコとの国境に壁をつくる予算確保のためなら、債務上限の引き上げが遅れて政府機関が閉鎖されるのも辞さない」と発言したこと。加えてフィッチ・レーティングが、米国の格下げの可能性を示唆したことなどから、株式市場が軟調な推移、米國債利回りの低下などからドル売りが優勢で引けた。  ドル円は108.92まで下落、ユーロドルは、ワイトマン独連銀総裁が「資産購入を早く終わらせるべき」と発言したことで、1.1823まで上昇した一方、ポンドドルは、対ユーロでの売りに圧迫されて1.2780まで値を下げた。またユーロポンドは0.9237まで上昇した。  クロス円は、ユーロ円が128.49から129.05のレンジで上下、ポンド円は139.42まで下落、オージー円は86.08、NZD円が78.57、カナダ円は86.56まで売りに押された。