昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、特別な材料の無い中、朝鮮半島に関する懸念が後退したことで株価が反発、リスク回避の巻き戻しの動きが優勢となり、ダドリーNY連銀総裁が、「経済活動が予想通りであれば、年内にもう1回の利上げを支持する」と表明したことがドルを支えた。
 ドル円は109.80まで反発後109.43まで下落、ユーロドルは1.1770、ポンドドルは1.2957まで一時値を下げた。
 クロス円では、ユーロ円が129.65から128.92、ポンド円は142.74から141.93まで売りに押され、オージー円は、ケントRBA総裁補佐が、「政策金利を正常化するまでには、時間がかかるだろう」と発言したことで86.05、NZD円も79.76、カナダ円が86.11まで値を下げた。