昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、クシュナー米大統領上級顧問の議会証言が非公開となっていることで明確な材料にはならず、サウジが原油輸出の大幅削減を表明、ナイジェリアも産油量が日量180万バレルに達した後に、生産調整に入る方針を示したことで原油価格が反発したことなどから、一時のリスク回避の動きに巻き戻しが出た。
 ドル円は110.62まで下落後、111.32まで反発。ユーロドルは、ユーロ圏各国の7月製造業・サービス業PMIが、軒並み市場予想を下回る結果となったが、反応は限定的で1.1660から1.1626で推移、ポンドドルは、1.3058まで一時上昇した。
 クロス円では、ユーロ円は128.88まで下落後反発、ポンド円は144.03から145.01まで値を戻し、オージー円は87.92から88.27で推移、NZD円が82.30から82.65、カナダ円は、原油の反発を受けて88.17から88.92まで買い戻された。