昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米6月雇用統計において、非農業部門雇用者数が+22.2万人と市場予想を上回ったことで、ドル買いが優勢となった。ただ、失業率は4.3%と前回と変わらず、平均時給は前月比+0.2%と予想を下回ったことで、ドルは上げ渋るも、非農業部門雇用者数は前月、前々月が上方修正されており、雇用環境の健全さがドルを支えた。
 ドル円は114.18まで上昇、ユーロドルは1.1440から1.1380まで下落、ポンドドルが1.2867まで値を下げた。
 クロス円では、ユーロ円が130.13、オージー円が86.77、NZD円が83.05、カナダ円は、加6月就業者数が、市場予想を大きく上回ったことで88.71まで値を上げた一方、ポンド円は146.45まで売りに押された後147円まで持ち直した。