昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米独立記念日のNY市場が休場で、小動きだが一時の北朝鮮の発表によるリスク回避の動きは一服した。
 ドル円は112.74から113.29まで反発したがこのレンジで推移、ユーロドルは、伊銀モンテ・パスキ救済案がEU承認され、ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「状況が許せば早期に正常化」と発言したが、1.1336から1.3742まで反発後売りに押され、ポンドドルは、ソーンダース英MPC委員が「家計はどこかの時点での政策金利上昇に備えるべき」と発言したが、弱い英6月建設業PMIが重しとなり1.2960から1.2913まで売りに押された。
 クロス円では、ユーロ円が128.04から128.64、ポンド円は145.98から146.61、オージー円は85.85まで下落後、RBAの声明が前月と変わらなかったことが失望となり安値圏で推移、NZD円は82.06から82.64まで買いが優勢となり、カナダ円は、時間外の原油先物が値を上げたことで87.65まで買いが優勢となった。