昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米5月消費者物価指数や小売売上高が予想を下回る弱い内容となり、ドル売りが優勢となったが、その後FOMCに置いて、0.25%の利上げが決定された。これは想定通りだが、インフレ見通しが引き下げられたことがマイナスとなるも、年内後1回の利上げを想定していること、バランス・シートの縮小について、具体的な計画が示されたことからタカ派的との見方から、ドルの巻き戻しを強めて引けた。、

 ユーロドルは1.1296の高値から1.1193、ポンドドルも1.2818から1.2730まで売りに押され、ドル円は108.83の安値から109.87まで一時反発した。

 クロス円では、ユーロ円は123.64から122.77まで下落、ポンド円が139.26まで値を下げ、オージー円は、83.66の高値から82.99、NZD円も80.01から79.43まで売りに押され、カナダ円は、原油価格の下落を受けて83.63から82.39まで値を下げた。