昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米12月消費者物価指数とコア指数が、市場予想を下回ったが、総じて影響は限定された。ただ、「米中貿易協議の第1段階合意にもかかわらず、米政府は対中関税を大統領選挙後まで維持する」との報道が、リスク志向の上値を抑えた。NYダウは、米企業決算の期待感から147ドル高まで上昇後値を消した。
 ドル円は、アジアの高値110.21を前に上値を抑えられて、109.86まで一時下落、ユーロドルは、対ポンドやスイスフラン売りが上値を抑え、1.1145から1.1104で上下、ポンドドルは1.2955を下値に1.3034まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円は122.73から122.19で推移、ポンド円は142.46から143.44まで反発、オージー円は76.06から75.77、NZD円は73.03から72.63下、カナダ円は84.05から84.39で上下した。