昨晩の海外市場は、主だった米経済指標の発表のない中、米10年物国債利回りが4.129%から4.192%まで上昇したこともあって、ドルが堅調な推移となった。
ドル円は、青森県東方沖で震度6強の地震が発生したことで、リスク回避の動きから155.40まで下落後、155.99まで反発、ユーロドルは、シュナーベルECB専務理事が「次の動きが利上げとの見方に異論はない」と述べたが、1.1658から1.1617まで下落、ポンドドルは1.3338から1.3306で小動きに留まった。
一方クロス円では、ユーロ円が181.49、ポンド円は207.80まで上昇、オージー円は103.38から103.10、NZD円は89.78から90.09で揉み合いに留まったが、カナダ円は、トランプ大統領が「必要ならカナダ産の肥料に関税をかける」と述べたこともあり、112.82から112.39まで売りに押された。