昨晩の海外(2025/11/21)

昨晩の海外市場は、米9月非農業部門雇用者数が+11.9万人と予想+5.0万人を上回り、米10中古住宅販売件数も強い結果となったが、9月失業率や11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は弱く、また週間新規失業保険申請件数は、予想より強い結果となるも、継続受給件数が増加しており、米10年物国債利回りは、失業率の悪化を受けて4.150%から4.086%まで低下したが、クロス円中心の円売りが続くも、ドルは総じて揉み合いに終始した。一方NY株価3指数が、エヌビディアの決算を受けた材料出尽くしから軟調となったが、リスクオフの動きは広がっていない。尚グールズビー・シカゴ連銀総裁は、「2%の目標を設定しており、3%ではインフレ率が高すぎる」、「雇用は完全雇用に近い状態にある」と述べている。
 ドル円は、157.11から157.88で揉み合い、ユーロドルも1.1504から1.1550で上下、ポンドドルも1.3044から1.3124で上下した。
 一方クロス円では、ユーロ円は181.02から182.01まで反発、ポンド円は205.30から206.87で揉み合い、オージー円は102.50まで反発後101.31まで下落、NZD円も88.86まで反発後87.98、カナダ円も112.30の高値から111.55まで利食いに押された。