昨晩の海外(2025/11/19)

昨晩の海外市場は、日銀の早期利上げ期待の後退や日本の財政悪化懸念などから円の全面安が続いた。またADPが発表した米民間雇用者数は、11月1日終了週までの4週間に週平均で2500人減少し、米10年物国債利回りが4.084%まで低下も4.139%まで反発したことで、ドル売りも限られた。尚AI企業に対する不信感からNY株価3指数の軟調が続いたが、リスクオフの動きは広がっていない。またトランプ大統領は、「中国との関係は非常に良好だ」、「イランとの合意に全面的に前向き」、ベッセント財務長官は、「トランプ大統領は近く次期FRB議長候補と面談を行う」と述べている。
 ドル円は、155.73まで上昇、ユーロドルは1.1608まで反発後1.1573まで下落、ポンドドルは、1.3177から1.3134で上下した。
 一方クロス円では、ユーロ円は179.63から180.29、ポンド円は203.78から204.75、オージー円は100.33から101.44、NZD円は87.58から88.24、カナダ円は110.22から111.46まで上昇した。