月曜日の海外市場は、主だった経済指標の発表のない中、トランプ大統領が「中国については心配ない。全てうまくいく」と発言したことで、週末中国に100%の追加関税を課すと表明したことで起きたリスクオフの動きに反動が優勢となった。またベッセント財務長官は、「100%の対中追加関税は実現させるべきではない」、「今週、中国と事務レベルの協議を行う」、「米中首脳会談は、予定通り行われる」と述べている。
ドル円は、151.72から152.45で推移、ユーロドルは、フランスの政局不安が残りユ1.1630から1.1558まで売りに押され、ポンドドルは1.3366から1.3315で揉み合った。グリーン英MPC委員は、「経済活動は1年前に比べて予想よりも力強い」、「インフレと賃上げも力強い」と述べている。
一方クロス円では、ユーロ円は176.92から175.91まで売りに押され、ポンド円は202.63から203.25で上下、オージー円は98.93から99.39、NZD円は87.47から87.00、カナダ円は108.43から108.84の推移に留まった。