昨晩の海外(2025/10/10)

昨晩の海外市場は、主だった材料のない中、米10年物国債利回りが4.111%から4.152%まで上昇、ドル相場を支えた。
 ドル円は、高市早苗自民党総裁が「私の立場で利上げそのものについて発言すべきでない」、「行き過ぎた円安を誘発するつもりはない」、「財政健全化が必要ではないと言ったことは一度もない」などと発言したことで152.14まで一時下落も、その後153.23まで高値を更新、ユーロドルは、仏の政治不安が若干和らいだが、「根本的な問題の解決は困難」との見方から1.1542まで下落、ポンドドルは、1.3280まで売りに押された。
 一方クロス円は、NY株価3指数の軟調もあって利食いが優勢。ユーロ円は176.78、ポンド円は203.32、オージー円は100.15、NZD円は87.82、カナダ円は109.08まで値を下げた。