昨晩はドル買いが優勢となった。FOMC後の米金利低下期待からの巻き戻しの展開であって、これを追いかけるのは避けて置きたい。
本日の経済指標としては、日本の9月東京都区部消費者物価指数、メキシコ8月貿易収支、加7月月次GDP、米国では、8月個人所得・個人消費支出、9月ダラス連銀・PCE価格指数やミシガン大学消費者信頼感指数・確報値などが発表される。
注目としては、現状日銀の年内利上げの思惑がじわじわと高まっており、日本の9月東京都区部消費者物価指数などが強い結果となるなら、レベル感もあって、若干の円の買い戻しにつながる可能性はありそう。一方米国は昨晩強い指標が続いたが、逆に8月個人所得・個人消費支出やミシガン大学消費者信頼感指数が弱い結果となるなら、巻き戻しの動きも想定しておきたい。
また昨晩もタカ派的な要人発言が続いたが、本日もこういった発言が続くか注目。
その他週末を控えたポジション調整の動きに注意だが、特に地政学リスクに対する懸念が高まっていることは、留意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、揉み合い気味の展開ながら堅調が続いているが、上値追いは避けたい。上値は150円前後が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて150.92、151.25-30越えをストップに順次売り場探し。下値は、148.55が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて147.19-46、146.43、145.49、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1919まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は1.1755が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1819-49、1.1919、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1608-30が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1574、1.1516-28、1.1373-90、1.1357、1.1313、1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3467が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3537、1.3560-71、1.3661、1.3727-51、1.3789-00、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は1.3282が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3259、1.3216、1.3123-35、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は174.79まで上値を拡大も、上値追いは避けたい。上値は175円前後が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、最高値の175.43越え、176円や177円をストップに順次売り場探し。下値は、174.05が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて173.48、172.90-09、172.14-59、170.97-24、169.73-82、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円は201.27まで上値を拡大も上値追いは避けたい。上値は200.35-61が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて201.27、202円、203円や204円などのサイコロジカル越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、199.10-15が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて198.68-80、198.32、197.86-95、197.39、196.10-25、195.71、195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、98.43まで反発後も揉み合い気味も展開。上値は、98.22-43が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて99.18や100円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、97.23-25が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて96.67-82のギャップ、96.32、95.71-81、95.15-55、94.41、93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、88.13まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、86.72-75が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて86.97-20,87.65-74、88.13-36、88.90-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は、85.99-24が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて85.19-56、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。