昨晩の海外市場は、米9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数や週間新規失業保険申請件数が予想より強い結果だったことで、米10年物国債利回りが、4.043%から4.137%まで上昇、ドルに買い戻しが優勢となった。尚、エスクリバ・スペイン中銀総裁は「ユーロがより大きな国際的役割を果たす機会がある」、「外国為替システムが特定の通貨に偏る度合いが弱まっている兆候」、ハセットNEC委員長は「今回のFRBの決定は双方に配慮した折衷案であり、賢明な判断だ」、トランプ大統領は、「プーチン露大統領は私を失望させた」、「株価は時が経つにつれてさらに上昇するだろう」、「ロシア・ウクライナ紛争は解決するだろう」と述べ、エヌビディアはインテルに50億ドル出資すると発表した。
ドル円は、148.27まで一時反発、ユーロドルが1.1848から1.1750まで利食いに押さえられ、ポンドドルは、英中銀が政策金利を据え置き、議事録では「7人が据え置きを支持、2人が0.25%引き下げを主張」、「英中銀の年内利下げ見通しは変更なし」などと伝わったが、1.3661から1.3534まで値を下げた。
一方クロス円では、ユーロ円は174.47まで反発後高値圏で推移、ポンド円は201.28まで上昇後200.32まで利食いに押され、オージー円は98.10まで上昇、NZD円は86.85から87.20で上下、カナダ円は106.74から107.42まで反発した。