昨晩の海外(2025/9/18)

昨晩の海外市場は、米FOMCで、6会合ぶりに政策金利が0.25%引き下げられ、声明で「雇用に対する下振れリスクが高まっている」と指摘されたが想定の範囲も、ドット・チャートで、年内にあと2回の利下げを見込むことが明らかとなったことで、一時ドル売りを強めたが、来年や再来年は1回に据え置かれたこと、2026年のインフレ見通しが引き上げられたことで、3.992%まで低下していた米10年物国債利回りが、4.089%まで反発、ドルに巻き戻しが優勢となった。尚今回参加したミランFRB理事は、0.50%の利下げを主張したが、反対票は同氏の1票にな止まった。また、パウエルFRB議長からは「景気鈍化は主に消費支出の減速を反映している」、「労働需要は弱まっている」、「今日の決定はリ、予防的利下げと考えてよいだろう」などの発言が伝わった。
 ドル円は、145.49まで下落後、147.05まで反発、ユーロドルは、1.1919まで上昇後1.1808まで下落、ポンドドルも1.3726から1.3620まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円は173.09まで下落後173.78、ポンド円も199.49から200.36まで反発、豪ドル円は97.84から97.43で上下、NZD円も87.66から87.28で揉み合い、カナダ円は105.98まで下落後106.75まで反発した。