昨晩の海外市場は、主だった米経済指標の発表のない中、NY連銀の8月インフレ期待の上昇が小幅に留まったが、雇用指数が悪化、米8月雇用統計後のFOMCの利下げ期待で米10年物国債利回りが、4.103%から4.038まで低下、ドルの軟調な動きが続いた。
ドル円は、週末石破総理が辞意を示したことで、月曜日早朝に大きく上昇した反動もあって、147.88から147.34まで下落、ユーロドルは、9月のユーロ圏投資家センチメント指数が予想に反して急落、フランスでは信任投票の否決で、バイル内閣が総辞職に追い込まれたが、1.1720から1.1766まで反発、ポンドドルも1.3502から1.3556まで上昇した。
一方クロス円では、ユーロ円は173.13から173.66、ポンド円は199.43から200.16で高止まり、オージー円は97.18から97.44まで反発後97.17まで下落、NZD円は、87.44から87.79で揉み合い、カナダ円は107.13から106.71まで売りに押された。