昨晩の海外市場

昨晩の海外市場は、米7月米耐久財受注、8月消費者信頼感指数やリッチモンド連銀製造業指数が、市場予想より強い結果となったが、全体的に弱く、6月と四半期住宅価格指数が予想を下回り、米10年物国債利回りが、4.312%から4.252%まで低下、ドルは軟調な展開となった。尚、トランプ大統領は、「FRBでまもなく過半数を獲得」、「住宅価格のため金利を下げる必要」、「クックFRB理事について、法廷闘争の用意がある」、「ミラン氏をFRBの長期ポストに切り替える可能性も」と発言、米連邦準備理事会は、「理事は正当な理由がある場合のみ解任が可能」、「いかなる裁判所の判断にも従う」などの声明を発表した。
 ドル円は、147.91から147.10まで再調整、ユーロドルは、1.1602から1.1665まで反発後、バイル仏首相が内閣信任投票を実施する意向を示したことで、1.1634まで利食いに押され、ポンドドルも1.3434から1.3493まで買い戻されたが、その後は売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は171.33から172.12、ポンド円は198.56から199.06まで反発後198.36まで下値を広げ、オージー円は95.55から95.85、NZD円は86.15から86.52、カナダ円は106.75から106.39で揉み合った。