昨晩の海外(2025/08/26)

昨晩の海外市場は、バンクホリデーでロンドン市場が休場の中、米7月新築住宅販売件数が予想より強い結果となったが下落傾向は続いており、米10年物国債利回りが4.263%から4.295%で上下の動きに留まったことで影響は限られた。総じてジャクソン・ホール会議でのパウエルFRB議長の発言後のドル売りに巻き戻しが優勢となった。また、エヌビディアの決算発表を前にNY株価3指数は利食いに押されたが、リスクオフの動きにはつながっていない。尚、ハセットNEC委員長が、「FRBが複数回利下げするのは適切。次期FRB議長の選任まで数カ月かかる予定」、ラガルドECB総裁は「ユーロ圏経済は底堅さを示している。トランプ関税のユーロ圏への影響は軽微」、トランプ大統領は「医薬品価格を1400-1500%引き下げる予定」、「医薬品に迅速に関税をかける見込み」などとの発言が伝わっている。
 ドル円は、147.94まで上昇、ユーロドルが1.1603、ポンドドルは、1.3446まで売り込まれた。
 一方クロス円では、ユーロ円は172.、66から171.58まで下落、ポンド円は198.75から199.30で上下、オージー円は95.57から95.96、NZD円は86.32から86.66、カナダ円は106.47から106.76で揉み合った。