昨晩もジャクソンホール会議を控えて様子見ムードが続いた。本日から会議はスタートするが、22日のパウエルFRB議長の講演までは同様な展開が続きそうだ。
本日のNZ7月貿易収支、ノルウェー7月月次・第2四半期GDP、スイス7月貿易収支、トルコ7月消費者信頼感指数、ユーロ圏各国の8月製造業とサービス業PMI・速報値、英8月製造業とサービス業PMI・速報値、ユーロ圏6月建設支出と8月消費者信頼感・速報値、英7月CBI受注動向調査、メキシコ7月小売売上高、加7月鉱工業製品・原料価格指数、米国では、週間新規失業保険申請件数、8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、8月製造業・サービス業・総合PMIの速報値、7月景気先行指標総合指数、7月中古住宅販売件数などが発表される。
注目としては、各国の8月製造業とサービス業PMIは、強弱差次第で相場が一定の動きを示しそう。また、ユーロ圏では8月消費者信頼感・速報値が注目されるが、弱い結果がリスク。一方米国では週間新規失業保険申請件数、8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、7月景気先行指標総合指数などに強弱が見えると一定の動きが出易い。
その他、ジャクソンホール会議からはパウエルFRB議長以外の中央銀行要人から発言が出る可能性があり、その点も考慮して対応したい。
戦略としては、ドル円は、若干揉み合いの展開。上値は148.10が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて148.52、149円、150円、150.92、151.25-30越えをストップに順次売り場探し。下値は、146.74が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて146.20や145.76-85、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1830まで上値を拡大も、更なる展開となっていない。上値は1.1693が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1715-30、1.1770-30、1.1909、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1590-00が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1516-28、1.1373-90、1.1357、1.1313、1.1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3509-13が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3575-95、1.3648-82、1.3751-89、1.3900、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.34ミドルが維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3399-22、1.3342、1.3259-82、1.3216、1.3123-35、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は173.90まで上値を拡大も上値追いは厳しい。上値は172.70が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて173.20、173.90、175円、更に最高値の175.43越え、176円や177円をストップに順次売り場探し。下値は、170.97が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて169.73-82、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円は200.29まで上値を拡大。上値は199.45が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて200.27-29、201円、202円や203円などのサイコロジカル越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、197.86が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて197.39-68、196.10-25、195.71、195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、下落を86.05で維持して97.44まで反発も更なる展開とならず、上値は、96.20が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて96.76-07、97.44、98.00、99.18や100円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は94.41が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、79.82まで一時下値を拡大もこれを維持して89.07まで反発。上値は、87.70が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.36、88.90-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は85.19-56維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。