昨晩の海外(2025/08/17)

金曜日の海外市場は、トランプ大統領とプーチン大統領の首脳会談を睨んで警戒感が残る中、米8月NY連銀製造業景気指数や7月輸入物価指数が予想比上振れるも、7月鉱工業生産や8月米ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値が予想を下回り、ミシガン大学の期待インフレ率は予想より強い結果とまちまちとなった。ただ、米10年物国債利回りが、4.269%から4.332%まで上昇、ドルを支えるとも、総じて揉み合い的な展開に留まった。グールズビー・シカゴ連銀総裁が「最新のPPIやCPIのインフレデータは不安材料を示唆している」、「9月か秋以降にインフレスパイラルに陥っていないという兆候があれば、利下げできる」と述べ、トランプ大統領は「半導体関税について来週にも決定する:と発言、尚、米ロ首脳会談では、停戦に向けた進展はなかったが、トランプ大統領は、「ロシアと合意できるかどうかはゼレンスキー氏次第だ」とし、18日にワシントンで、ゼレンスキー大統領とトランプ大統領が会談する模様。
 ドル円は、146.74から148.33まで反発、ユーロドルは1.16784から1.1715で上下、ポンドドルは1.3546から1.3576で推移した。
 一方クロス円では、ユーロ円は171.52まで下落後172.38、ポンド円も198.91から199.70、オージー円は95.53から96.89、NZD円は86.98から87.29まで反発、カナダ円は106.72から106.36で揉み合った。