昨晩はドルに売り戻しが優勢となった。前日の反動的な動きであり、引き続き本格的な夏休みシーズンの中、追いかけるのは避けたい。
本日経済指標としては、日7月国内企業物価指数、豪第2四半期賃金指数・賃金コスト指数、独7月消費者物価指数・改定値、南ア6月小売売上高、7月30日開催分のカナダ中銀議事録などが発表される。
米指標の発表もなく、カナダ中銀議事録は利下げ停止が続く可能性が示唆されそうだが、総じて経済指標の反応は限られる見通し。
要人発言としては、グールズビー・シカゴ連銀総裁、ボスティック・アトランタ連銀総裁やバーキン・リッチモンド連銀総裁の発言機会がある。9月の利下げ再開に向けて、どういった発言が出るか注目したい。
その他米長期金利は若干揉み合いが続いており、大きな変化がなければ影響は限られそうだが、株価に関しては強い上昇が続いており、更なる上値を拡大は不透明、一時的に利食いが優勢となる可能性にも留意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、139.89まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、148.52が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて149円、150円、150.92、151.25-30越えをストップに順次売り場探し。下値は、147.35-58が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて146.62-72、145.76-85、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1830まで上値を拡大も、更なる展開となっていない。上値は1.1697-11が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1770-30、1.1909、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1590-99が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1516-28、1.1373-90、1.1357、1.1313、1.1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3524が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3588-20、1.3648-82、1.3751-89、1.3900、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.3399-22が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3342、1.3259-82、1.3216、1.3123-35、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は173.90まで上値を拡大も上値追いは厳しい。上値は173円前後が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて173.90、175円、更に最高値の175.43越え、176円や177円をストップに順次売り場探し。下値は、171.55や171.28が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて169.73-82、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円は200.09まで上値を拡大。上値は200.50や201円が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて202円や203円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、198.83-00が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて198.18、197.39-68、196.10-25、195.71、195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、下落を86.05で維持して97.44まで反発も更なる展開とならず、上値は、96.84-07が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて97.44、98.00、99.18や100円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は95.61-00が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて94.80-91、93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、79.82まで一時下値を拡大もこれを維持して89.07まで反発。上値は、88.21が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.90-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は87.64-73が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて87.24-55、86.63、85.85、85.19-45、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。