昨晩の海外(2025/08/12)

 昨晩の海外市場は、主だった米経済指標の発表のない中、総じてドルに買い戻しが優勢となった。米10年物国債利回りは、4.256%から4.285%で小幅なレンジの推移に留まり、トランプ大統領が、「首都ワシントンの警察を連邦政府の直接管理下に置き、犯罪とホームレス問題への対策として州兵を展開させる」、「対中関税休戦を90日間延長」と発表したが、影響は大きく見えなかった。
ドル円は、148.25までじり高、ユーロドルは1.1590、ポンドドルは、1.3399まで売りに押された。また、ユーロスイスフランは、スイスに対する高額の相互関税を背景に、0.9436まで上昇した。
 一方クロス円では、ユーロ円は172.15から171.55で揉み合い、ポンド円は199.08まで反発、オージー円は96.54、NZD円は88.01、カナダ円は107.57まで買い戻された。