昨晩の海外(2025/08/05)

 昨晩の海外市場は、米6月製造業新規受注が若干予想より改善したが、大きな材料のない中、先週末の米雇用統計後のうごきに巻き戻し気味の展開。米株価3指数は反発したが、リスクオンの動きは広がっておらず、米10年物国債利回りは、4.257%から4.194%まで低下したが、影響は限られた。尚トランプ大統領からは、「クーグラー氏の後任はおそらく数日以内に発表する」、「関税収入からアメリカ人に配当金または資金の分配がある可能性がある」、「インドが支払う関税を大幅に引き上げる」との発言が聞こえている。
 ドル円は、148.09を高値に146.87まで低下、ユーロドルは、1.1550から1.1588で揉み合い、ポンドドルは、1.3266から一時1.3331まで反発後も、その後は利食いに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は169.91、ポンド円は195.03、オージー円は94.91、NZD円は86.63、カナダ円は106.60まで売りに押された。