昨晩の海外(2025/07/19)

金曜日の海外市場は、米7月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値が予想を若干上回ったが、1年先や5年先の期待インフレ率が低下したことで、米10年物国債利回りが、4.449%から4.416%まで低下したが、ドル売りは限られた。総じて市場は、週末やFOMCを控えて様子見ムードが強い展開に留まった。尚、FT紙は「トランプ大統領は、EU製品全品に15-20%の最低関税を課すことを推進している」と報道、トランプ大統領は、「ドルの準備通貨としての地位を失うことは、戦争に負けるようなもの」、「ドルの下落を放置することはない」、「BRICSに対して厳しく対応する」と述べた。
 ドル円は、148.19まで下落後148.80まで反発、ユーロドルは、1.1672まで反発後1.1617まで下落、ポンドドルも1.3475から1.3409まで一時値を下げた。
 一方クロス円では、ユーロ円は、173.09から172.83で揉み合い、ポンド円は199.92から199.47、オージー円は96.97から96.76、NZD円は88.61から88.82、カナダ円は108.14から108.41の小動きに留まった。