今週は米国の物価指数、ハト派のウォラー&ボウマン氏の発言機会、ベッセント財務長官の来日を受けた日米通商協議、日本の参院選の投開票などが大きな焦点とる。
特に米国の物価は、4月以降のトランプ関税の影響がそろそろ見えてくるのか注目。ウォラーとボウマン理事に関しては、両氏とも7月の利下げの可能性を示唆しており、こういった発言が早期の利下げ期待となるか、ベッセント財務長官に関しては、同氏に決定権があるわけではなく、ここでの決着は難しそう。また日本の参院選では、与党の過半数割れがリスクだが、現状日経平均にこの懸念見えないのは、不思議な感じが残ることは注意しておきたい。
本日の経済指標としては、日本の5月機械受注、5月鉱工業生産・設備稼働率、5月第三次産業活動指数、中国の6月貿易収支、スウェーデン6月消費者物価指数、スイス6月生産者輸入価格、加5月卸売売上高などが発表される。
大きな材料はないが、中国の傍系収支などの悪化は、良い影響を与えない。
その他、トランプ大統領が、ロシアに関する声明発表するとしているが、直近ウクライナ支援に傾いており、ロシアに対する圧力をかけるような話が出てくるか焦点となるが、相場への影響は限定されそうだ。
戦略としては、ドル円は、139.89まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、148.03-28が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて148.03-28、148.48、149.15-25、150.49越えをストップに順次売り場探し。下値は、146円ミドルが維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて145.76、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1830まで上値を拡大も、更なる展開となっていない。上値は1.1750-65が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1790-30、1.1909、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1580-90を前に下げ渋りでは売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1405-46、1.1357-73、1.1313、1.1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3620-48を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3682、1.3751-89、1.3900、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.3370を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3335、1.3250や1.32割れ、1.3123-40、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は172.42まで上値を拡大も上値追いは厳しい。上値は172.42が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて173円や174円などの順次サイコロジカル、更に最高値の175.43越えをストップに順次売り場探し。下値は、170.82が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて169.86、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円も187.69で下値を維持して199.84まで反発。上値は199.45-84が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて200.50や201円、202円や203円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、198.23が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて196.78、195.36、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、下落を86.05で維持して97.07まで反発も、上値追いは避けたい。上値は、97.34が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて99.18や100円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は95.40が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて94.80-03、93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、79.82まで一時下値を拡大もこれを維持して反発。上値は、88.85が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて89.28-55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は87.48-56が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて86.91-05、86.66、85.85、85.19-45、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。