昨晩は、一時ドルの買い戻しも影響は限られている。本日は大きなイベントはなく週末もあって、様子見ムードが続きそうだ。
経済指標としては、NZ6月製造業PMI、独6月卸売物価指数、英国では、5月月次GDP、5月鉱工業・製造業・建設部門・サービス部門生産、5月貿易収支、仏6月消費者物価指数・改定値、スイス6月スイスSECO消費者信頼感指数、トルコ5月経常収支、メキシコ5月鉱工業生産、加5月住宅建設許可件数と6月雇用統計、米6月月次財政収支などが発表される。
米国で大きな材料がなく、英5月月次GDPや加6月雇用統計などで一定の動きがありそうだが、総じて影響は限られそうだ。
その他米株価や長期金利の動向、週末のポジション調整なども留意して対応したい。
戦略としては、ドル円は、139.89まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、147.18-33を前に上げ渋りでは買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて148.03-28、148.48、149.15-25、150.49越えをストップに順次売り場探し。下値は、145.83前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて144.18、143.32-44、142.68、141.97-28、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1830まで上値を拡大も、更なる展開となっていない。上値は1.1750-65が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1790-30、1.1909、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1663が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1580-90、1.1405-46、1.1357-73、1.1313、1.1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3620-48が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3682、1.3751-89、1.3900、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.3525-33が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3370、1.3335、1.3250や1.32割れ、1.3123-40、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は172.28まで上値を拡大も上値追いは厳しい。上値は172.28が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて173円や174円などの順次サイコロジカル、更に最高値の175.43越えをストップに順次売り場探し。下値は、170.94が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて169.86、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円も187.69で下値を維持して199.84まで反発。上値は199.84が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて200.50や201円、202円や203円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、198.36が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて197.77、196.78、195.36、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、下落を86.05で維持して96.40まで反発も、上値追いは避けたい。上値は、96円ミドルが抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて97.34、99.18越えをストップに順次売り直しとなる。下値は95.40が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて94.80-03、93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、79.82まで一時下値を拡大もこれを維持して反発。上値は、88.35が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.85、89.28-55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は87.48-56が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて86.91-05、86.66、85.85、85.19-45、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。