今日の裏読み、表読み(2025/07/10)

昨晩は若干揉み合い気味の展開に留まった。本日も大きな材料はなく、米長期金利や株価の動向を睨んだ対応となりそうだ。
 経済指標としては、英6月英王立公認不動産鑑定士協会・住宅価格指数、日6月国内企業物価指数と7月日銀地域経済報告、独6月消費者物価指数・改定値、ノルウェー6月消費者物価指数、トルコ5月鉱工業生産、南ア5月製造業生産、米週間新規失業保険申請件数などが発表される。
 大きな材料はないが、米週間新規失業保険申請件数の強弱で一定の動きが出る可能性はあるが、先週の6月雇用統計は良好な結果を示しており、影響は限定される見通し。
 多くのイベントが続き要人発言も注意だが、特にトランプ大統領の発言には、引き続き注目して対応したい。

 戦略としては、ドル円は、139.89まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、147.18-33を前に上げ渋りでは買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて148.03-28、148.48、149.15-25、150.49越えをストップに順次売り場探し。下値は、145.82を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて144.18、143.32-44、142.68、141.97-28、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。 
 ユーロドルは、1.1830まで上値を拡大も、上値追いは厳しい。上値は1.1765-90が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1810-30、1.1909、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1681-82が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1580-90、1.1405-46、1.1357-73、1.1313、1.1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3648-82が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.3751-89、1.3900、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.3525が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3370、1.3335、1.3250や1.32割れ、1.3123-40、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は172.28まで上値を拡大も上値追いは厳しい。上値は172.28が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて173円や174円などの順次サイコロジカル、更に最高値の175.43越えをストップに順次売り場探し。下値は、171円前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、170円ミドル前後から買い下がって、ストップは169.86割れ。割れても169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円も187.69で下値を維持して199.84まで反発。上値は119.84が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて200.50や201円、202円や203円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、198.50や198円前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて196.78、195.36、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、下落が86.05まで一時拡大もこれを維持する形。上値は、96.22が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて97.34、99.18越えをストップに順次売り直しとなる。下値は94.80-03が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、79.82まで一時下値を拡大もこれを維持して反発。上値は、88.35が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.85、89.28-55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は87.48が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて86.91-05、86.66、85.85、85.19-45、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。