昨晩の海外市場は、米6月ADP全米雇用報告が+9.5万人の予想に反して▲3.3万人と予想を下回ったことで、一時ドル売りとなるも、米10年物国債利回りは、4.242%から4.308%まで上昇したことで、ドル売りは限られた。米株価は、ベトナムとの貿易交渉の決着を好感するも、米下院でのトランプ減税の採決への懸念から、リスクオンの動きは広がっていない。
ドル円は、144.25から143.48で上下、ユーロドルは、1.1747まで下落後1.1800まで反発、ポンドドルは、テイラー英MPC委員が、「2025年には5回の利下げが必要だと考えている」と述べたこともあり、1.3563まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円は169.79から169.04で揉み合い、ポンド円は197.55から195.36まで下落、オージー円は94.69から94.13、NZD円は87.62から87.03で上下、カナダ円は105.25から105.73で推移した。