今日の裏読み、表読み(2025/07/02)

昨晩は、ドルに買い戻しが優勢となった。若干日替わり的な展開が続いており、追いかけるのは避けたい。
 経済指標としては、豪6月AIG建設業・製造業指数、5月住宅建設許可・民間住宅着工許可件数、5月小売売上高 、ユーロ圏5月失業率、米6月ADP全米雇用報告などが発表される。
 注目としては、明日の米雇用統計の発表を控えて、6月ADP全米雇用報告となる。強弱次第も弱い結果が見えた場合、7月のFOMCでの利下げの思惑につながり易い。
 要人発言としては、引き続きECBフォーラでの発言は注意だが、トランプ減税が米下院で採決される。採決された場合、米インフレ懸念が高まることは留意。また、7月9日のトランプ関税の延長期限を前に、この状況やトランプ大統領の発言には引き続き注目しておきたい。

 戦略としては、ドル円は、139.89まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、144.95を前に上げ渋りでは、買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて145.95、147.33、148.03-28、148.48、149.15-25、150.49、151.21越えをストップに順次売り場探し。下値は、142.37-68の維持では売りは利食いで、買っても割れるなら止めて141.97-13、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。 
 ユーロドルは、1.1830まで上値を拡大も、上値追いは厳しい。上値は1.1830が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1909、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1681-88が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1580-90、1.1405-46、1.1357-73、1.1313、1.1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も上値追いは厳しい。上値は、1.3789-00が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.3674が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3591、1.3500、1.3370、1.3335、1.3250や1.32割れ、1.3123-40、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は169.87まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は169.87が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて170.50や171.00などの順次サイコロジカル、更に最高値の175.43越えをストップに順次売り場探し。下値は、168.46が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて167.92、166.82、166.04、164.95、164.55-63、164.17、162.80-89割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円も187.69で下値を維持して198.81まで反発。上値は198.02が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて198.81、198.96、199.81、200.00越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、196.11-28が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて195.51、195円、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、下落が86.05まで一時拡大もこれを維持する形。上値は、94.90-00を前に上げ渋りでは利食い優先で、売っても超えるなら止めて95.65-75、97.34、99.18越えをストップに順次売り直しとなる。下値は93.81-97が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、79.82まで一時下値を拡大もこれを維持して反発。上値は、87.89-25が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.85、89.28-55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は87.16-20が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて86.66-91、85.85、85.19-45、84.61、83.89-17、83.25、82.22割れをストップに買い直しとなる。