金曜日の海外市場は、米5月雇用統計において、非農業部門雇用者数が前月比+13.9万人と予想の+13.0万人増を若干上回り、平均時給も強かったことで、米10年物国債利回りが」4.375%から4.514%まで上昇、ドル買いが優勢になった。ただ、5月失業率は予想通りに留まり、4月分の雇用者数は+17.7万人から+14.7万人に下方修正されている。また、トランプ大統領は「FRBの対応が遅すぎるのは大惨事だ」、「1%の利下げを実施すべき、ロケット燃料だ」、「次回の米中貿易協議は6月9日にロンドンで開催」、「ベッセント財務長官、ラトニック商務長官、グリア通商代表が6月9日の会議に出席予定」と発言した。
ドル円は、145.09まで上昇、ユーロドルが1.1372、ポンドドルは1.3507まで売りに押された。
一方クロス円は、NY株価が堅調な推移したことで、リスオンの展開。ユーロ円が165.29、ポンド円は196.19、オージー円は94.14、NZD円は、87.27まで買い戻しが優勢、カナダ円は、加5月失業率が予想通り、新規雇用者数が予想より強く、106.02まで反発した。