本日は米雇用統計の発表もあるが、結果次第では週末もあって、リスクオフの動きが強まる可能性には注意しておきたい。
経済指標としては、日本の4月全世帯家計調査と景気先行指数・速報値、豪4月住宅・民間着工許可件数、独4月鉱工業生産、英4月ハリファックス住宅価格、仏4月鉱工業生産と国際収支、ユーロ圏第1四半期GDP・確定値、4月小売売上高と第1四半期就業者数、加5月景気先行指数と雇用統計、米5月雇用統計などが発表される。
注目は米雇用統計となるが、既に弱い結果は一定の織り込み済であって、データ誤差もあってサプライズとなるのは強い結果となりそうだ。ただ、確かに弱い結果見えた場合、リスクオフとなり易いことも注意しておきたい。
その他今週は要人発言の機会が多いが、本日から週末まで続くので注意。引き続き突発的に出てくるトランプ大統領の発言は大注意だが、昨日マスク氏との不協和音が伝わっている。両氏の関係悪化は、決して良い効果を生まないことは、留意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、139.89まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、144.39-43が抑えると買いは利食い優先で、売っても144.55を超えるなら止めて、145.61、146.28-36、147.13-67、148.28-48、149.15-25、150.49、151.21越えをストップに順次売り場探し。下値は、142.37-53が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて141.97-13、141円、139.88割れをストップに買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1573まで上昇を強める形も、更なる展開とならず、上値は、1.1495が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1547-75、1.1650や1.1700などの順次サイコロジカル、1.1909、越えをストップに売場探し。下値は1.14前後が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1357、1.1313、1.1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3542まで直近高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3617が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.36ミドルや1.37越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.3540前後の維持では売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3492、1.3415-45、1.3389、1.3335、1.3250や1.32割れ、1.3123-40、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は165.21まで反発も更なる展開とならず、上値は、164.68-84が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて165.21-43、165.97-10、166.69越えをストップに順次売り場探し。下値は、162.80-89が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて162.09、160.96-08、159.17-46、158.36、157円割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円も187.69で下値を維持して196.42まで反発。上値は195.50前後がえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて196.33-42、197円、197.55、198.96、199.81をストップに順次売り直しとなる。下値は、193.27が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて192.73、191.89-07、190.94、189.92、187.44-47、186.02、184.38割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、下落が86.05まで一時拡大もこれを維持する形。上値は、93.88を前に上げ渋りでは利食い優先で、売っても超えるなら止めて95.65-75、97.34、99.18越えをストップに順次売り直しとなる。下値は92.53が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて92.02-06、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、79.82まで一時下値を拡大もこれを維持して87.73まで反発も、更なる展開とならず、上値は、87.03が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて87.73、88.25、88.85、89.28-55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は85.98が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて85.19-45、84.61、83.89-17、83.25、82.22割れをストップに買い直しとなる。