昨晩の海外(2025/05/17)

金曜日の海外市場は、米4月住宅着工・建設許可件数や5月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値が予想を下回ったが、4月輸入物価指数やミシガン大学のインフレ期待が予想より強い結果となったことで、米10年物国債利回りが4.390%から4.445%まで上昇、ドルを支えた。尚シュレーゲル・スイス国立銀行総裁の「我々は物価の安定を脅かすフランの過大評価を抑えるためだけに行動した」、「スイスは為替操作国ではない」、トランプ大統領の「今後数週間で関税率を設定する」との発言、ムーディーズが、「米国を「AAA」から「AA1」に格下げ、見通しを安定的とする」との報道が伝わっている。
 ドル円は、146.10まで上昇、ユーロドルが1.1131、ポンドドルが1.3152まで売りに押された。尚、ユーロポンドは、0.8433から0.394まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は163.11から162.55まで下落、ポンド円は、対ユーロでの買いに支えられ193.22から193.81まで反発、オージー円は93.27から93.51で揉み合い、NZD円は、対豪ドルでの売りで85.97から85.68まで下落、カナダ円は104.51まで反発した。AUD/NZDは、1.0864から1.0897まで反発した。