今日の裏読み、表読み(2024/07/16)
経済指標としては、日本では、2014年1月-6月開催分日銀金融政策決定会合・議事録、6月機械受注、5月第三次産業活動指数、仏5月経常収支、独ユーロ圏7月ZEW景況感調査、ユーロ圏5月貿易収支、加6月住宅着工件数と消費者物価指数、米国では、6月小売売上高、6月輸入・輸出物価指数、5月企業在庫と7月NAHB住宅市場指数などが発表される。
注目は、独ユーロ圏7月ZEW景況感調査や米6月小売売上高となる。
ZEW景況感調査に関しては、ECB理事会を控えて注目も、強弱が見えても影響は一時的に留まりそう。米6月小売売上高に関しては、直近弱いミシガンやエンパイア・ステート指数と同様、弱い結果が見えた場合、ドルに失望の動きが強まることは、考慮しておきたい。
戦略としては、ドル円は、反発が161.95でCapされて、157.19まで一時下値を拡大。今回の介入後、上値の重い展開が続いており、安易に押し目買いだけが、ワークする状況でないことは留意しておきたい。下値は、157.19の安値をバックに、押し目買いから入る形。割れても156.50、155.72、155.12割れを順次ストップに買い場探しとなる。一方上値は、158.43を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、159.45越えをストップに売り直し。更には160.26越えをストップに値幅を取って売る形から超えても160.65や161.00-50、161.75-95越えをストップに、順次売り場探しとなる。
ユーロドルは、1.0666を維持して、1.0923まで再反発。ただ、上値追いは厳しく、上値は1.0923が押さえると買いは利食いで、売りのストップは1.0943越え。超えても1.0981、1.0996-98をストップに、順次売り場探しとなる。下値は、1.0860-80前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、1.0778割れをストップに買い直し。更に割れても1.0710、1.0624-66、1.0600割れをストップに買い直しとなる。
ポンドドルは、下値を1.2613までで支えて、1.2996まで反発も、上値追いも厳しい。上値は1.2996が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.34143をストップに、売り直しとなる。下値は、1.2950や1.29を前に下げ渋りでは、売りは利食いとなるが、買いは1.2868をストップに買い下がり、割れても1.2810-20、1.2741-54、1.2613-16割れをストップに順次買い場探しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、175.43まで上値御、下落が171.47まで下落。ただ、突っ込み売りは出来ず、下値は、171.45-56を前に、下げ止まりでは売りは利食いで、買い下がっても、割れるなら止めて、170.71-91、170.33、168.97-32などをストップに順次買い場探しとなる。上値は、172.56を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売りは超えるなら止めて、173.34-55、174.75-175.11ゾーンをストップ、更には175.43や178越えをストップに順次売り場探し。
ポンド円は、208.12まで上値を拡大も、更なる展開とならず、ただ、突っ込み売りは出来ず、下値は、203.85-13を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、203円、201.96、201.07、200.35-44割れをストップに順次買い場探しとなる。上値は、205.30-40が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて206.35、206.73、207.57-87、208.12越えをストップに順次売り場探し。
豪ドル円は、上値を109.38まで拡大も更なる展開とならず、下値は、106.56を前に、下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、105.34-54をストップ、更には104.50-00ゾーンで買い下がって、このストップは104.81割れ。上値は、107.87が押さえると買いは利食いも、売りは越えるなら止めて、108.24ストップに売り上がり。超えても109円前後まで売り場を探して、このストップは109.39-38越えとなる。
NZD円は、99.03まで上値を拡大も現状は上値が抑えられる形。下値は95.75-84を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買っても割れるなら止めて、95.55、95.08-27割れをストップに順次押し目買いとなる。上値は97.26を前に上げ渋りでは買いは利食いなら、売り上がっても越えるなら止めて、97.65、98.12-28、98.54-60、99.03をストップに順次売り場探しとなる。