昨晩の海外市場は、米12月消費者信頼感指数や11月中古住宅販売件数が、予想より強い結果になったことで、米10年物国債利回りが3.920%まで反発し、一時ドル買いを強めるも、その後3.855%まで低下したことで、ドル買いも限定された。尚、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁は、「追加利上げは不要、現行水準を維持すべき」、「利下げはすべきだが、直ちにではない」と述べている。
ドル円は、143.27から143.94まで一時反発、ユーロドルは、ユーロ圏12月消費者信頼感・速報値が予想より強い結果となったが、1.0934から1.0875で上下、ポンドドルは、英11月消費者物価指数の低下を受けて、1.2630まで下落も軟調な推移に留まった。
一方クロス円では、ユーロ円は、156.79から157.74まで反発、ポンド円は、181.27まで下落後182.37に反発を限定し、オージー円は97.41まで反発後96.70まで売りに押され、NZD円も90.44から89.81、カナダ円は、107.38から108.05まで反発後、再度107.50まで売りに押された。