昨晩の海外(2023/04/27)

昨晩の海外市場も、「米政府は米地銀ファーストリパブリック銀行の救済について、現時点では消極的」、「ファーストリパブリック銀行が、FRB貸出へのアクセス制限の可能性」と報じられたことで、リスク回避的なムードが残る中、ドルは軟調な展開となった。ただ、NY株価3指数が軟調な動きを継続、米10年債利回りは、3.375%まで低下も、その後3.456%まで上昇し、ドルの下値を支えた。米経済指標としては、3月耐久財受注額が予想を上回ったが、影響は限られた。
 ドル円は、一時133.94まで反発後133.02まで下落したが、その後米長期金利の上昇を受けて133.88まで再反発、ユーロドルは、独・仏消費者信頼感指数が予想を上回ったことで、1.1095まで上値を拡大、ポンドドルも1.2516まで反発した。
 一方クロス円はまちまちの展開。ユーロ円は147.91から147.19まで下落も、このレンジで上下、ポンド円は166.02から167.02、オージー円は87.88から88.50で推移、NZD円が81.56まで下値を拡大、カナダ円は97.56まで下落後98.37まで反発した。