昨晩の海外

昨晩の海外市場は、コロンバスデーで米債券市場が休場、主だった経済指標の発表のない中、NY株価3指数が上下に荒れた動きとなり、為替市場もこの動きに振らされる展開。尚、ブレイナードFRB副議長が「インフレを抑制するには、数四半期以上かかる」、「時期尚早の緩和はリスクだが、ある時点でリスクはより二面的なものになる可能性がある」と発言したが、反応はみえなかった。
ドル円は、一時145.80まで上昇、ユーロドルは、0.9682まで下落後、「ドイツはエネルギー危機対応でEU共同債を支持」との一部報道で、0.9746まで反発も、独政府関係者はこの報道を否定しこのレンジで揉み合いに留まり、ポンドドルは、英中銀が、今週末を期限とした国債市場安定化策の買い入れ上限を倍増させると発表したが、国債購入は予定通り14日に終了するとしたことで、1.1020までじり安となった。
 一方クロス円では、ユーロ円は140.90から141.81、ポンド円は160.46から161.41で揉み合い、オージー円が91.48、NZD円が80.84まで売りに押され、カナダ円は105.68から106.21まで反発後、105.76まで再度売りに押された。